紀元前から使われていて奥も深い、ネジの歴史

ネジは紀元前から存在している

ネジの起源は諸説ありますが、紀元前5世紀頃にいたアルキタスという方が発明したとする説が一般的です。当時のネジは灌漑や船にたまった海水の排出、および鉱山で大量にたまった水を排水する目的で使われていました。人の手で排出することに比べて、かなり効率的に水を排出することができて生産性の向上に大きく貢献したという記録が各地に残っています。現代では金属製のネジが一般的でしすが、当時は木製のネジが一般的でした。ギリシア時代にはネジの有用性は広く認知されるようになり、農村では木の棒からスクリュープレスという大きなネジを作り、オリーブやブドウの果汁を搾る圧縮機として使用されていました。

日本にネジが来たのはいつごろか

日本にネジが来たのは1500年代で種子島にポルトガル人がやってきたときで、火縄銃にネジが使われていました。ただし日本にはネジの考え自体がなかったため、日本人だけでは解明できず、ポルトガル人からネジの作成法を学んだという記録があります。ネジを解析できたことによって火縄銃は量産化に成功し、各地に流通されるようなります。
火縄銃によって各地に伝えられたネジですが、江戸時代には釘や楔がメインとなり、ネジが使用されることはありませんでした。これは斜めに彫るネジ山を当時の技術で再現するのが難しく、採算が取れなかったことが原因とされています。江戸時代にドアが存在しなかったのは、ネジが作られず、釘や楔では強度が足りなかったことからきています。

今は、ホームセンターや建材店だけでなく、インターネットでねじの販売の専門サイトがあります。数あるねじから簡単に検索することが出来て便利です。